人生真ん中あたり

長い人生、今がちょうど真ん中あたり。

「ラスト・ホリディ」

アマゾンプライムで、「ラスト・ホリディ」を観ました。


それにしても、アマゾンプライム。
入ってて良かったなあ・・・無料で観れる映画がたくさんあるのはもちろん、有料のものにしても、200円程度で観たいモノがすぐ観れるんですよ!


いやー・・・今、町のレンタル屋さんってどうなってるんだろう・・?


こんな環境が当たり前になって、やっていけるんでしょうか?
うちの近所の蔦屋は、書店と一緒になってて、普通に営業しているけども。


・・・余計な話でした^^;


ラスト・ホリディ
Amazon | ラスト・ホリデイ [DVD] | 映画


【ストーリー】Amazonより
デパートの調理器具売り場で働く、ごく平凡な女性ジョージアは、死の告知を受け悲しみのどん底に突き落とされた。

しかし逆に最期の3週間を好きなことをして思いっきり生きてやろうと決意。
会社を辞め、銀行から全財産を下ろし夢だったヨーロッパの高級リゾート地へと旅立つ。だが、自由奔放な彼女の言動は、気取ったセレブばかりのホテルで大騒動を巻き起こし…


自分の死期を知った主人公が、死ぬまでの間をどう生きるか・・を描いた映画って、これまでも結構ありましたが、この映画は描き方がとても良かった。


人生で、様々な事を我慢し、堅実に、倹しく生きて来た主人公。


自分のやりたい事も、「憧れ」として、ずっと胸に秘めていました。


自分の人生に、タイムリミット(死)がある事を知って、「もう我慢をしない!」と変わっていくのです。


未来が見えないから、いくらでも時間があると思っているから、人は物事を「いつか」やろうと思っている。


貯金も保険も、太るものを食べないのも、まだまだ続く人生のため。


自分の憧れ、「いつか・・!」と集めたスクラップブックを作って、眺めるだけで楽しめるのも、いつかはそれらに手が届くかもしれない・・・という希望があるから。


でも、時間制限がかかると、そんな悠長な事は言ってられないですねー・・・。


映画の中の登場人物は、色々な人がいるのですが、基本「人間皆イイ人」というスタンスで描かれているので、見ていて気持ちが良い。


そうだよね。
人生、そんなに悪い事(人)ばっかじゃないよね!


・・・と思える、良い映画でした^^


こういうものを観ると、自分にも、タイムリミットがあったとして、今の生活を変えるか、って問いかけてしまうのですが・・・


若い頃は、「余命1年と出たら、世界中行きたい所に行ってみたい」と思っていました。


でも今は違うなあ。


家で猫ちゃんとのんびり暮らしたい。好きな物食べて。
たまに友達と出かけるかなあ・・・。
(しかし、働かなくてもOKなほど貯金もないので、ギリギリまで働くかも。トホ)


特別な事は、しない気がします。


主人公のように、あこがれの地への旅行、というのも無しかも。
行きたい場所はありますが、Pちゃんと天秤にかけた時に、それより重いものがない。


残りが少なければ少ないほど、愛するもの(Pちゃん)のそばにいたい、と思うのではないかな・・・想像ですが^^


良い映画ですよ。おススメ。

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