人生真ん中あたり

長い人生、今がちょうど真ん中あたり。

アンシェントホテル 軽井沢 朝食

温泉のある宿に泊まると、必ず朝風呂に向かいます。
このホテルも、朝から大浴場があいていて、ゆったり朝風呂を楽しめました。



アンシェントホテルの朝食は、洋食か和食、どちらかが選べます。


私は朝食は完全に「洋派」なので、洋食を選択。


たっぷりのミネストローネスープとジュースから始まり・・


パンとオムレツ、ソーセージなど。


たくさんの量ではありませんが、バランスも良く、温かみのある内容でした。パンも天然酵母を使っているとのことですが、酸味もなく(天然酵母の酸味が、個人的にはやや苦手)、食べやすいパンでした。


デザートはフルーツヨーグルトと紅茶。


チェックアウトが11時なので、食後も部屋で寛いでから出発。


とても素敵なホテルでした。


軽井沢は何度も泊まっているのに、このホテルを知ったのはごくごく最近。隠れ家のようにひっそりと営業されているのかなあ。


客室13室というのは、宿泊施設としてもかなり小規模。
しかし、このホテル、トリップアドバイザーのサイトではかなり評価が高く・・・



小規模ホテルのアジア部門で2位/世界9位を受賞したとのこと。


言われてみれば、そのくらい取ってもおかしくない居心地の良さとこだわりでした。


以前、箱根で予約が取れなくて有名な高級旅館に泊まった時に、「高級宿とはなんぞや」と考えた事があります。


そこは、建物の造りや景観など、箱もの自体はものすごく良かったのですが、スタッフは20代の若者が多く、仲居さんに至っては「大学生の春休みバイト」でした。
当然、プロとしてのサービスは期待できません。


料理の内容は把握していませんし、旅館についてちょっと突っ込んだ事を聞いても、ほぼ「勉強不足ですみません」でした。


雑談も・・難しいですね^^;
私の子供と言っても良い年代の方なので、かえってこちらが気を使ってしまったりして。


しかし、この軽井沢のホテルは、スタッフの方皆さんが、ホテルの事をよく把握しています。
料理についても、様々な質問に対し、「シェフに聞いてみます」という事は一つもなく、全てその場で明確に答えてくれました。


親しみのある接客ですが、決して丁寧さを欠かさない・・という、絶妙の距離感。
久しぶりに「プロの接客」を見た気がします^^


おそらく1人で宿泊したとしても、そうとう居心地が良さそう。
おそらく、2度3度と泊まるごとに、どんどん居心地がよくなり、定宿と化していけるホテルなのでしょう。


驚くべき事に、1人旅でも料金がほとんど変わりません。
また、どの部屋を選んでも、料金が均一に設定されています。


うーん・・・マジで定宿にしたい。
価格的に2~3泊するのは厳しい宿ですが、1泊でも良いから毎年1回行けるようにしたいなあ・・。


すごく良いホテルを見つけてしまいました^^


梅雨のさなかの軽井沢旅、終わり。

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