バチカンで逢いましょう
なかなか映画館に映画を見に行く事ができない日々ですが・・・
自宅でアマゾンプライムビデオの中から、いつでも好きな映画が観れます。
画面は、ちと小さいですが・・・そして、映像や音響に魅力がある映画は、やっぱり映画館の方が良いですが
日常の中で、気軽に映画を観るには、このくらいで充分なのかも(贅沢言ったら、キリがない^^;
バチカンで逢いましょうを観ました。
大好きな、お年寄り映画です。
主人公のマルガレーテは、バクダットカフェに出ていた女優さんなんですと。見終わってから知りました。
あらすじ(Amazon)
夫を亡くしたマルガレーテは、娘たちとの同居も老人ホームへ行くのも拒否し、ローマ法王(教皇)に会うためにたった一人でバチカンに向かう。
敬虔なカソリック信者として、これまで夫と幸せに暮らしてきたマルガレーテだが、彼女には法王の前で懺悔しなければならないことがひとつだけあった。
はじめてのローマ。
マルガレーテは、そこでイタリア人の恋人と同棲中の孫娘・マルティナの部屋に転がり込む。
バチカンに向かったマルガレーテは、イタリア人の老詐欺師ロレンツォと出会う。
ロレンツォも他人には明かせない人生の秘密を持っていた。
ローマ法王への謁見(えっけん)を実現するために一人でローマを訪れた老女が、さまざまな出会いを通して、人生の喜びを再発見する姿を活写する。
主人公のマルガレーテは、おばあちゃん(実際に孫もいる)なのですが、全然枯れてはいない。気持ちも、行動も。
元気でパワフルで、新しい事にも気持ちがオープンで、料理も上手くて・・・そして、艶っ気もあるのです。
実際に、マルガレーテの恋愛も、映画の中で重要なテーマとなっています。
日本人のイメージする「かわいいおばあちゃん」って、何というか・・現役を降りた後のかわいらしさ・・みたいなものがあります。
縁側でほっこりお茶を飲んで、ニコニコしながら孫を見てる、みたいな。
映画の中で、マルガレーテは「かわいいおばあちゃん」ですが、全然枯れていない^^
これが個人的には、一番面白かった所かなあ・・・。
映画が、マルガレーテとその娘マリー・さらに孫娘マルティナ、と3代の女性の視点にたって語られるのですが、それぞれの違いも面白かった。
女の映画、ですね。男性が観ても、イマイチかもしれません。
主人公が料理上手、という設定で、ちょこちょこ料理の場面が出てくるのですが
これまた、メチャ美味そうなんです!
ドイツ風家庭料理、という設定なのでしょうが、ドイツ料理というとソーセージとイモしか思い浮かばない私にとっては、とても新鮮でした。
色々詰め込み過ぎで、中途半端・・というレビューも多い作品ですが、前向きで、笑いを散りばめた、楽しい映画だったと思います。
イタリア・ローマが好きな人には、街中あちこちで撮影しているのも、グッと来るかも・・?