人生真ん中あたり

長い人生、今がちょうど真ん中あたり。

河口湖日帰り旅②

日帰りプランを利用したのは、河口湖畔からすぐの場所にある、ふふ河口湖さん。


(公式HPより)



カトープレジャーグループが運営する、「ふふ」シリーズの1つで、河口湖の他、熱海や奈良などにも、同様の「ふふ〇〇」という旅館があります。


「ふふ熱海」にずっと憧れていて、お気に入りに入れては眺めていたのですが・・・


ふふ河口湖にだけ、日帰りプランがある事に気が付き、即予約。


日帰りにも関わらず、人生で、一番高い旅館料金となりました^^;



日程によっては、もう少し安い日もありましたが、仕事の都合でどうしてもお高い日にせざるを得ず・・・


お金は、使うためにあるんだもんね!と、ポチってしまいました^^;



・・・こういう時に、『もったいない!』と言わないのが、夫の良い所。
夫婦揃って自営業者のため、後先考えない、浪費的お金の使い方では、とても気が合います。


日帰りプランは、14~24時までの10時間ステイで、夕食がついています。


温泉旅館の日帰りプランというと、通常、長くても6~7時間までなので、かなりゆっくりできるプランだと思います。


ホテルは、河口湖の湖畔からすぐの場所にあります。


ロビーがまた素敵。


ナチュラルテイストの飲食店のようですが、とても高級感のある作りです。


ロビー横には、テラスもあって、富士山を眺められる特等席になっています。


お庭には、いくつかの東屋があって、ここでお茶を飲んだり、くつろいだりできます。



誰も使っていないので、ノンアルのカクテルなど持ってきてもらい、森林浴。



気になるお部屋の方ですが・・・


一番リーズナブルなお部屋に泊まりましたが、広くて豪華で、びっくりしました^^


↓宿のHPから。


↓自分で撮った写真はこんな感じ(逆光でうまく写らず^^;


リビングルームにあたる部分と、サンルームと、寝室と…大きく分けて3つの部分があります。


ソファーが置かれたリビングは、TVを見たり(ミラーリングでスマホで流した映画なども見れます)、お茶を飲んだり、すごく居心地が良い。



寝室は、私はほとんど使わなかったな~・・・日帰りですからね。


そして、このサンルーム部分が、一番気に入りました。

オットマン付きの、藤のソファ。


座り心地良くて、ものすごく気に入った~!


目の前には、富士山!(ちょい隠れてるけど^^;


ロビー棟の屋根が、景観の邪魔になっています。


ばっちり富士山を見たい!・・・という場合は、2階以上を利用した方が良いでしょうねー。



温泉露天風呂はこちら。



施設がOPENしてまだ3年経っていないくらいなので、お風呂もとてもきれいです。



ホテルや旅館にありがちな、きれいだけれどもそっけないインテリアと違い、生活の雰囲気も、どことなくあります。
生活感ではなく、あくまでも『雰囲気』。


なんというか・・・富裕層のおうちに遊びに来た感じ?(笑)


とにかく、とても素敵な施設です。


ちなみに、この日払ったクレジットカードの請求を、数日前に払ったのですが、目の玉飛び出る金額になっていました。


長くなったので、夕食編はまた・・・。

河口湖日帰り旅①

7月の晴れた暑い日に、河口湖日帰り旅に行ってきました。


新車を運転するのが楽しくて仕方がない夫が、日帰りでどこか出かけよう!と言い出した訳でして・・


河口湖までは、うちから1時間半ほど。
ドライブとしてはちょうど良い距離です。


河口湖畔にある、リゾート風温泉ホテルの日帰りプランを予約しました。


チェックインの時間が14時なので、その前にランチを食べに河口湖から少し離れた、miura料理店へ。



ここがまた、とっても当たりのお店でした!


個人経営の小さな一軒家レストラン。



この手の雰囲気のお店が、私はとても好きです。


コロナ感染状況を鑑みて、ランチタイムも2組しか予約を受け付けていないため、ゆったりと静かに食事ができます。


以前は2000~3000円台のコースが主流だったようですが、現在は5500円~のコースのみ。
前菜3皿、パスタ+メイン+デザートのコース6600円をいただきました。


こういう所に来ると、「せっかくだから」と、あれこれ食べてしまう我々・・・。


スタートは、とっても美しい桃のスープ。


華やかで、繊細な味付け。
しょっぱなから、期待大の予感しかありません^^


前菜もこの美しさ・・・!


いやー・・・華やかですね!


こちらは、トリュフをこれでもか・・!とかけたお皿。トウモロコシが入っていました。


ラビオリ。


メインは、山梨県のブランド豚・富士桜ポーク。


フレンチで豚をメインに持ってくるの珍しい。
それだけ美味しい豚肉なんですね、これ。


デザートも、このような大人の雰囲気。


どれも素晴らしい味付け。
盛り付けも美しく、、「華やかなフレンチ」そのものでした。


お皿を重ねるごとに、味付けが若干濃く(塩味が強く)なっていった気がしますが、おそらくこれ、ワインを飲む人に合わせているんだろうなー。


夫は運転があるのでお酒を飲まない上、私も、この日は昼酒はやめとこ、と思っていたので、ちょっともったいなかったかも?


次回は、ぜひワインのペアリングも楽しみたい所です。


河口湖周辺は、観光地なだけにたくさんの飲食店があるのですが、ネットの情報のみで、当たりを引き当てた自分すごい。


とっても良いお店でした^^
お近くに行く方がいれば、ぜひ・・・おすすめです。


ランチを食べた後は、そのまま日帰りプランを申し込んだホテルに向かいます。


実は、ずっとずーっと以前から、あこがれていたホテルなんですよ。
PCのお気に入りに入れて、時々眺めてはため息をついていました。


わっくわくのドッキドキです。

富士山



お盆休みも終わり、通常営業の世の中になりました。


とは言え、当方個人事業なので、特にお盆休みはありません。
いつもと同じように、普通に仕事していました^^
(でも、個人事業はお盆を休む、と思われているのか、いつもよりヒマな日々でした)


この所、急に気温が低くなったため、気温的には過ごしやすい。でも、あちこちで水害のニュースがあるため、不安で落ち着かない日々ですね。



猫ちゃん的には、涼しいのは快適ですが、気圧がぐーんと低いため、あまり元気がありません。一日中、のんびりウトウトしています。



実は、先月中旬に、富士山の見える場所に日帰り旅してきました。


記録と残しておきたいのですが、写真が多くて、なかなかUPする気になれず・・・夏休みギリギリ前の、高速道路も混んでいない時期に、河口湖に行ってきました。


温泉旅館の、夕食付の日帰りプランを使ったのですが、また凝りもせずランチにフレンチフルコースを食べてしまいまして・・・


食べまくりの1日を過ごしてしまった。
まー・・・ストレス解消という事で。


近日中にはUPします。

暑さピークの8月

毎日暑いですね。


今が暑さのピークかも。


連日、温度計では35度以上をマークしていますが、体感的には40度くらいあります^^;


ネコがいるため、自室は24時間エアコンつけっぱなしですが、それでもここ数日は、夜中に暑さで何度か目が覚めました。
身体に当たるシーツが暑くて、目が覚めてしまうようです。


この暑さの中で、肉体の限界に挑むオリンピック選手は、ホントに大変だ・・。


日中、エアコン部屋でゴロゴロするPちゃん↓


ところで・・


コロナ感染者数が、なかなか減らない関東ですが、私の住む埼玉県でも、連日のように最多感染者数を更新しております。


やっぱり、変異株だから感染力が強いんでしょうか?
昨年と同様の感染対策では、予防しきれない事もあるのでしょう。


そして、コロナと言えば、の気になるワクチン。


そろそろ接種済みの方も増えてきていますね。


私の住む自治体では、高齢者のワクチン2回目接種率は9割弱で、それ以下の年代では2割ほど。
高齢者はほとんどの方が打っていますが、64歳以下は、予約率だけで見ても、6割越えくらいです。
一定数の「摂取しない」「迷っている」人がいるのだと思います。


実は、私もその中に入っておりまして・・・。


いやー・・・迷います・・実際。


歯の治療や病気になったときの治療、頭痛薬を飲むか、湿布薬を張るかどうかに至るまで、ある程度は納得して選択しているのに、ワクチンの事は、調べても判断材料が少なすぎて・・。


最終的には、『コロナにかかった場合のリスク』と、『ワクチンで何らかのマイナスが出た場合のリスク』、どちらのリスクを自分が取るか、で決める事になるのでしょう。


もう少し時間と情報が欲しいなー・・・・。
でも、コロナに関しては、とにかく待ったなし!の事ばかりです。


そして、さっき自治体のワクチン接種お知らせを見ていたら、接種には期限があるみたいですね。接種日は、9月までしか設定されておらず、その後は『ない』のです。


期限過ぎると、打てなくなっちゃうのかな・・・?


まあ・・・そうしたら、自費になったとしても、自分が「良い」と思う時に、打てば良いよね。。

グリーンブック

2018年に上映されたグリーンブック



映画館で上映された当時に、観たいなあ・・・と思いつつ、見送った映画でした。


今年に入って、アマゾンプライムで無料で配信されているのを見つけて、観てみました。


【あらすじ】
時は1962年、ニューヨークの一流ナイトクラブ、コパカバーナで用心棒を務めるトニー・リップは、ガサツで無学だが、腕っぷしとハッタリで家族や周囲に頼りにされていた。


ある日、トニーは、黒人ピアニストの運転手としてスカウトされる。


彼の名前はドクター・シャーリー。

カーネギーホールを住処とし、ホワイトハウスでも演奏したほどの天才は、なぜか差別の色濃い南部での演奏ツアーを目論んでいた。

二人は〈黒人用旅行ガイド=グリーンブック〉を頼りに、出発するのだが─。



ピアノ演奏ツアーのため、人種差別激しい60年代のアメリカ南部を、黒人と白人の2人が車で旅をするロードムービー。



運転手を務めるトニーは、イタリア系アメリカ人です。



アメリカ社会って、人種が多く、階級も複雑な上、地域や時代で差別の様相に違いがあるため、理解しにくいですが、60年代のイタリア系移民達にとって、黒人は差別の対象であったようです。



トニーも、もともとは黒人を差別していました。



でも、旅の途中で、ドクターシャーリーのピアノ演奏を聞いて、その才能に驚きます。


また、彼が裕福で、高い教養と学識を持ちながらも、舞台を降りたとたん、ただの黒人という差別の対象になっている事を見て、ハッとする訳です。



当時のアメリカ南部は、お店やホテル、レストランなど、黒人が利用できる場所は限られていました。
そのため、旅行する際には「グリーンブック」という特別なガイドブックが必要でした。



演奏をするホテルで、ピアノを披露した後に、ホテルのトイレは使えない(黒人は外のボロトイレ)、食事はできない(黒人用食堂に行ってくれ)んですよ。



でも、演奏を聞いた観客の誰もが、それは当たり前の事で、何もおかしくない・・・と思っているんですよ。



当時は差別をする事が常識とされる根拠(法律)が存在していたので、社会的にも差別は正しかったのです。



(余談ですが、他国ですが、人種隔離政策の事は覚えています。南アでずっと施行されていたアパルトヘイトを撤廃するために、ネルソンマンデラ氏が日本に来日した時、私も講演を聞きに行きました。だからという訳でもありませんが、私には、歴史的な事ではなくて、「最近の事」感が強い。)



映画の中で、もっとも私が感銘を受けたのは、差別的な暴言を吐いた警察官を、反射的にぶん殴ったトニーに対し、ドクターシャーリーが言った言葉。



「暴力では勝てない」「品位こそが勝利なのだ」



『品位のみが、暴力や差別の上を行く』


・・・・ガガーン!!そ・・・そうなの、か?  



どちらかというと、運転手トニー側の人間(すぐカッとなる)である私には、ドクターシャーリーの言葉は、なかなか実現が難しい。



そして、暴力や差別に対峙した時、『品位で対抗する』ってどういう事・・・?
具体的には全くわかりません。




とにかく、良い映画でした。


実は、短期間に3回観てしまいました^^;
まだ見ていない方がいたら、おすすめです。



ちなみに、運転手のトニー役をやったヴィゴ・モーテンセン。


ロードオブザリングのアラゴルン役をやった俳優さんです。



ええ!
あのイケメンが・・?!



と、驚くほどの変貌ぶり。



全然別人に見えましたよ~。
(でも、愛すべきイタリアのおっちゃんで、こっちはこっちで好印象^^)