「マネーショート華麗なる大逆転」と「ハスラーズ」
年末年始に観た映画の覚書その➁。
マネーショート華麗なる大逆転も、ハスラーズも、同じ時代/出来事を表と裏から見ている映画です。
その出来事とは、リーマンショック。
すでに不況になっていた当時の日本でも、リーマンショックの影響は計り知れなかった・・でも、実際のところ、どんな理由で世界的大恐慌に発展したのか、個人的にはあまり詳しく知りません。
「マネーショート華麗なる大逆転」は、不動産バブルで誰もが浮かれていた同じ時に、いずれ来るバブル崩壊を予見した人たちの話(実話とのこと)。
もちろん、予見しただけでなく、それを元に、投資家である彼らは、バブル崩壊で莫大な富を築いています。
しかも、何人かの主人公は、誰もが「この繁栄はいつまでも続く」と思っていた時代に、大多数の人々と違う視点を持って、物事を見ることができた人達。
ま~・・面白いですよ!
ただ、専門用語が多すぎて、ある程度経済についての知識がないと、理解できない・・むろん、私も1回では半分くらいしか理解できなかったので、もう2~3回見ないと・・と思っとります。
そして、ハスラーズ
こちらは、同じくリーマンショック当時の話ではありますが、もっとエンタメ性の強い、ハリウッド的な映画です(でもこっちも実話ベースらしい)。
ストリップクラブで働く女性たちが、エリート金融マンたちを“釣り”、大金を巻き上げていく・・・という、見所満載の映画なのですが、証券マン達が札束をばらまいて遊びまくる黄金期から、リーマンショック後の廃れつつある雰囲気まで、いわゆる「夜の街」から見たバブル崩壊を、テンポ良く見所満載で見せてくれます。
ストリッパー達が主人公の映画ですが、エロい雰囲気はあまりなく・・・どちらかというと、きれいで迫力あり、カッコいい・・・と言った印象でしょうか。
特にジェニファー・ロペスがものすごくカッコ良かった!彼女のダンスシーンだけでも、見る価値があります。
両方とも、とっても面白い映画でした。