父母と行く墓参り旅~富士箱根
先週、父母を乗せて「お墓参りついで温泉旅」に行ってきました。
父方の祖父母のお墓は、富士山のふもとにあります。
子供の頃は、ほぼ毎年お墓参りに行っていましたが、大人になるにつれて頻度はどんどん減っていき・・・最後に行ったのは、10年くらい前だったと記憶しています。
自宅から父母の家に行き2人をピックアップして、首都高を通り抜けて、東名高速道路を通って富士宮市へ。その後、宿泊の箱根町に行く・・・という、片道300㎞の長い道のりでした。
つ・・疲れた・・。
運転は好きですが、老親を乗せてのドライブは、慎重でゆっくり目の運転になりますし、緊張感が普段と違うようで、帰宅後はバタリと倒れるように眠りました^^;
祖父母のお墓は、富士山がどーんと見える、良い場所にあります。
この景色が気に入って、ここにお墓を買ったのかなあ・・・^^
ちょうど桜も満開の時期で、「富士山と桜」という、日本人が最もテンション上がるシチュエーションでお参りする事ができました。
祖父母のお墓も、現在は父の姉が代表として管理をしていますが、その後はどうなるのだろう・・・ここに「入る」人がもういないのです。
本来ならば、父やその兄弟姉妹が健在の時に、墓じまいか、移動などするべきなのでしょうが、誰もが高齢すぎて、話も物事も進まない・・・という、日本全国に広がる問題が、ここでも起きています。
お墓参りの後は、箱根で1泊。
昔父が勤めていた会社の保養所に泊まりました。
OBが利用できるのはともかく、定年まで勤めていた訳でもない(10年くらい在籍したらしい)のに使えるのに驚き・・。
箱根・仙石原にある、こじんまりとした保養所です。
何十年も前に、私も子供の頃泊まったそうですが・・・覚えていないなあ^^;
昭和の香りのする内装。
お風呂は2か所あり、男女入れ替えなので、到着日と翌日、どちらにも入る事ができます。
お湯の種類は、それぞれ違っているとのこと・・・源泉かけ流しで、結構熱いですが、お湯の質はとても良い感じでした。
ちなみに、この日は平日で、他の宿泊客はゼロ。
家族3人の貸切で、お風呂はいつでも独泉でした^^
夕食も、とても良かったです。
実は私は保養所に泊まった事がなく(子供の頃除く)、あまり良いイメージがなかったんですよね・・・。
ほら、よく『保養所レベル』とか言われるじゃないですか。
しかし、この施設は、何といっても食事が良かった!
私は小田原のクラフトチューハイをちびちびと飲みながら。
父母はビールや日本酒など。
飲み物の値段も良心的でした。
前菜です。
左から、
小鉢に入っているのは白魚ととびっこ、若芽やセリなどの和え物。
鶏ももの照り焼きやエビのお寿司、スティック野菜に自家製のふきみそ。
ぬか漬けも自家製でした。
刺身は、桜鱒とイカ。
揚げ物は、鯵フライと、豆腐とあさりのすり身揚げ。
手作りタルタルソース付き。
鍋は、豚肉と野菜の味噌鍋。
ハマグリのお吸い物に、白飯もありましたが、私はパスしました。
デザートは、和菓子といちご。
前菜から、お刺身、揚げ物、メイン(鍋)、ごはん、デザート・・・と、一通りのものが出てきます。そして、そのどれもが、とっても美味しかったです!
父が言うには、以前はこんなにおいしくなかったとの事・・・。
おそらく、現在いる料理長さんのおかげなんでしょう。
値段の事を言うのは何なんですが・・・
平日に泊まったため、1人5800円でした(2食付き)。
箱根で・・・?
2食付きで、ご飯美味しくて・・・?
保養所って・・・すごい!
・・・と、自営業歴20年以上の私は、勤め人を羨ましく思ったのでした・・。
長くなったので、続きはまた。