人生真ん中あたり

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群馬県 水上温泉「坐山みなかみ」2泊

毎年恒例の「確定申告がんばった自分へのご褒美旅」に行ってきました。



4~5月が忙しかったため、少し時期をずらして、6月半ばに2泊で水上温泉へ。


群馬県の温泉地の中でも、水上温泉はあまり馴染みのない場所です。
でも、行ってみれば近い(うちから1時間半)し、緑が多くて静かで落ち着いた温泉地でした。


何か月も前から、わくわくしながら予約した宿は、坐山みなかみ(旧水上館)という、昭和に建てられた大型旅館です。




旅館によっては、1人旅ウェルカムじゃない所もありますが、こちらは「1人旅プラン」を売り出しています。
1人旅プランを販売していると、1人でも歓迎されているようで嬉しい。


しかも、1泊2食飲み放題付で15000円というお値段!


食事がブッフェではない温泉一人旅としては、かなりお安い方だと思います。
(その上、クーポンだのポイントだの使って1泊12500円で泊ってます)


入ってすぐのロビーは、このように広々としています。


チェックインしたのが16時過ぎで、平日だったこともあってか、閑散としています。


ロビーの奥には無料のカフェスペースがあって、




コーヒーやジュース、冷えたお茶などが用意されています。



チェックイン~夜まで、また、朝~チェックアウトまで利用できる上、カップも用意されているので、お部屋に持ち帰りも可能。


飲み物に関しては、フリーで用意されているものがたくさんあったため、2泊の滞在中、一度も自販機を使いませんでした。この価格帯の宿でこのようなサービスは、とても珍しいかもしれません。


お部屋に向かう廊下。
客室数の多い大型ホテルなので、ロビーから部屋まで結構歩きました。


古い旅館ですが、あちこちリフォームの手を入れているようです。


坐山みなかみには、ペット可のお部屋や露天風呂付の部屋、皇室の方も泊った事がある貴賓室や、ベッドのある和洋室など、ランクも値段も違う部屋がたくさんあります。


私が泊まったのは、一番リーズナブルな標準和室。



8畳/10畳の和室がもっともスタンダードなお部屋で、こちらは10畳タイプ。
1人には充分な広さです。


座卓の他、低めの椅子とテーブルも。


ここは読書するのに最適な場所でした。


広縁にあたる場所に、TVと貴重品を入れる金庫。


反対側には水屋があり、グラスや湯呑、ポットなどが並んでいます。


冷水入りのポットも用意されていて、連泊中も入れ替えてくれました。



窓のすぐ外には、利根川が流れていて、ザアアー・・という川の音がずっと聞こえています。



坐山みなかみの一番の売りは、やはり温泉です



全部で3か所(それぞれに内湯と露天がある)の湯に、時間をずらして全て入浴可能。入れ替え制のある温泉は良いですよね~。


平日だったので、いつ行っても2~3人しかおらず、1人きりで独泉できることもしばしば。


(⤵写真撮影不可なので、HPより)
水晶の湯の内湯と露天



牧水の湯の内湯と露天



奥利根八湯の内湯と露天




お湯の温度は40度くらいでしょうか。
日中の気温が30度近くまである夏日だったため、熱く感じましたが、真冬はちょうど良い湯温だと思います。


どのお風呂も川に面していて、雰囲気も良く、広々としていましたが、私が一番気に入ったのは牧水の湯。


牧水の湯は、昭和8年に建てられた当時の貴重な建築を活かした、立派な梁のあるお風呂です。


天井の梁がとても見事で見惚れてしまいます。
こういう重厚な雰囲気には、新しい旅館にはない独特の趣があるんですよね。


ここは来るたびに誰もおらず、毎回この素晴らしい湯船を独泉できました!



1泊目は仕事後に旅館に向かったため、チェックインが遅くなり、温泉の後はすぐ夕食の時間になりました。



シャンデリアも輝く広い食堂で、会席料理と飲み放題の夕食です。



この日は平日だったため、滞在客も多くなくて、私の他には7~8組のお客さんのみ。
1人旅は私ともう1人のご婦人でした。


飲み放題の飲み物は、ビール・ワイン・日本酒などのアルコールの他、ソフトドリンクやお茶、コーヒー類等いろいろ。会場の端に、ドリンクコーナーがあって、好きな物を自由に取りに行きます。


「ウホ!飲み放題!」と浮かれる程飲むわけではないですが、せっかくなのでチューハイ類など少し・・




前菜から始まって、


お造りは、鱒のジュレ掛けと、群馬名物刺身こんにゃく。



蓋物には、嬬恋キャベツのクリーム饅頭



上州麦豚のちり鍋

これ、美味しかった!
肉質が普通の豚と全然違っていました。



焼き物は、鮎の一夜干しを自分で炙って食べます



ちょっと洋風のメニューも・・・
赤城鶏のビシソワーズ仕立


最後のごはんは、最初に火をつけておいた釜めしが良い具合に炊き上がり・・



きのこ釜めしです。


デザートまでたどり着けず^^;
お酒も飲んでますしね~。


お値段の割に(1泊12500円)きちんとした食事で、驚きました。
地産地消にこだわっているのでしょう。地元産の食材の割合がとても多く、この辺りも好印象。


そして、何よりも従業員の方々のサービスがとても良かった。


この旅館、働いている人のほとんどが若いアジア系外国人なのですが、敬語も接客態度も素晴らしくてねえ・・。
特に、敬語の使い方がとてもきれいで、きちんとした教育と勉強をされたのだなー・・・というのが伝わってきました。


部屋に帰ると、ふかふかのお布団が敷いてありました。


自宅には和室が無い為(正確に言うと、あるけど猫部屋になっていて使えない)、今回はあえて和室を選びました。思う存分、畳でゴロゴロしたかったのです!


食事の後は、温泉に通ったり、本を読んだり、映画を観たり(WiFiもサクサク問題なし)


最高に楽しい時間を過ごしました。


長くなったので、続きはまた・・

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