人生真ん中あたり

長い人生、今がちょうど真ん中あたり。

群馬県 水上温泉「坐山みなかみ」2泊 終

書こう書こうと思っているうちに、旅行からもう2か月も経ってしまいました!



今さら感がありますが、坐山みなかみ2泊目の記録として、さらりと残しておきます。



坐山みなかみの朝食は、夕食と同じ会場でブッフェになります。


ブッフェの内容はそんなに豪華ではありませんが、地元食材をメインに使っていて、こだわりを感じさせます。


1泊目の朝食はパンメインの洋食⤵



2泊目の朝食は和食で⤵



大浴場は、日中清掃などのため休憩が入ります。
連泊していても、24時間温泉に入れるわけではないので・・・そこは少し残念でした。


3つある大浴場のスケジュールはこんな感じ↓


日中は、特に出かける事もなく、ひたすら本を読んだり、映画を観たり・・・


広縁の椅子は読書にちょうど良い感じで、コーヒーを飲みながら、久しぶりに集中して読書ができました。



13時を過ぎると、また温泉に入る事ができます。
チェックインの時間より少し前なので、浴場には誰もおらず、ここでも独泉状態。


その後は、本を読んでは映画を観て、気が向いたら温泉に入り、マッサージチェアに乗り・・・



そんな事をしているうちに、夕食の時間になったので、またお馴染みの会場へ。


連泊の場合は、内容がかぶらないよう、きちんとメニューを変えてくれます。


前菜から始まり


お造りは鱒とカンパチ、マグロ。

驚くほど鮮度が良いお刺身でした^^



蓋物は、枝豆の饅頭仕立て


あまごの一夜干しは、小さな七輪で炙って食べます。


ちなみに、あまごって私は初めて知りましたが、サケ科の渓流魚で、かなり珍しい、日本古来の在来種だそうです。
群馬は奥が深い・・・



メインは上州麦豚と上州牛を両方使った葱味噌焼です。

これまた、肉の質がとても良くて、おいしい肴でした。



他にも、羽衣揚げというサクサクの衣の中に、さらに天ぷらを色々入れた焼き物や


赤城鶏の釜めしもあり


おなかパンパン。
お酒を控えたので、この日は甘味のシャーベットまでたどり着きました。



群馬県内でも、伊香保や草津に比べて、やや鄙びた印象のある水上温泉。
古くからの大型旅館が立ち並ぶ場所もあって、昭和の時代には賑やかだったんだろうなあ・・。


宿泊料金が安かったので(クーポン割引で1泊2食12000円ほど)、食事はイマイチかな・・と思っていましたが、全く杞憂。とても美味しかったです。




そして帰りには、成田山水上寺という千葉県成田山新勝寺にゆかりのお寺に詣でてきました。






ちょうど紫陽花がきれいな時期で



やさしい雰囲気の住職さんに、御朱印を書いてもらって、帰りました。



水上温泉2日旅終わり^^

群馬県 水上温泉「坐山みなかみ」2泊

毎年恒例の「確定申告がんばった自分へのご褒美旅」に行ってきました。



4~5月が忙しかったため、少し時期をずらして、6月半ばに2泊で水上温泉へ。


群馬県の温泉地の中でも、水上温泉はあまり馴染みのない場所です。
でも、行ってみれば近い(うちから1時間半)し、緑が多くて静かで落ち着いた温泉地でした。


何か月も前から、わくわくしながら予約した宿は、坐山みなかみ(旧水上館)という、昭和に建てられた大型旅館です。




旅館によっては、1人旅ウェルカムじゃない所もありますが、こちらは「1人旅プラン」を売り出しています。
1人旅プランを販売していると、1人でも歓迎されているようで嬉しい。


しかも、1泊2食飲み放題付で15000円というお値段!


食事がブッフェではない温泉一人旅としては、かなりお安い方だと思います。
(その上、クーポンだのポイントだの使って1泊12500円で泊ってます)


入ってすぐのロビーは、このように広々としています。


チェックインしたのが16時過ぎで、平日だったこともあってか、閑散としています。


ロビーの奥には無料のカフェスペースがあって、




コーヒーやジュース、冷えたお茶などが用意されています。



チェックイン~夜まで、また、朝~チェックアウトまで利用できる上、カップも用意されているので、お部屋に持ち帰りも可能。


飲み物に関しては、フリーで用意されているものがたくさんあったため、2泊の滞在中、一度も自販機を使いませんでした。この価格帯の宿でこのようなサービスは、とても珍しいかもしれません。


お部屋に向かう廊下。
客室数の多い大型ホテルなので、ロビーから部屋まで結構歩きました。


古い旅館ですが、あちこちリフォームの手を入れているようです。


坐山みなかみには、ペット可のお部屋や露天風呂付の部屋、皇室の方も泊った事がある貴賓室や、ベッドのある和洋室など、ランクも値段も違う部屋がたくさんあります。


私が泊まったのは、一番リーズナブルな標準和室。



8畳/10畳の和室がもっともスタンダードなお部屋で、こちらは10畳タイプ。
1人には充分な広さです。


座卓の他、低めの椅子とテーブルも。


ここは読書するのに最適な場所でした。


広縁にあたる場所に、TVと貴重品を入れる金庫。


反対側には水屋があり、グラスや湯呑、ポットなどが並んでいます。


冷水入りのポットも用意されていて、連泊中も入れ替えてくれました。



窓のすぐ外には、利根川が流れていて、ザアアー・・という川の音がずっと聞こえています。



坐山みなかみの一番の売りは、やはり温泉です



全部で3か所(それぞれに内湯と露天がある)の湯に、時間をずらして全て入浴可能。入れ替え制のある温泉は良いですよね~。


平日だったので、いつ行っても2~3人しかおらず、1人きりで独泉できることもしばしば。


(⤵写真撮影不可なので、HPより)
水晶の湯の内湯と露天



牧水の湯の内湯と露天



奥利根八湯の内湯と露天




お湯の温度は40度くらいでしょうか。
日中の気温が30度近くまである夏日だったため、熱く感じましたが、真冬はちょうど良い湯温だと思います。


どのお風呂も川に面していて、雰囲気も良く、広々としていましたが、私が一番気に入ったのは牧水の湯。


牧水の湯は、昭和8年に建てられた当時の貴重な建築を活かした、立派な梁のあるお風呂です。


天井の梁がとても見事で見惚れてしまいます。
こういう重厚な雰囲気には、新しい旅館にはない独特の趣があるんですよね。


ここは来るたびに誰もおらず、毎回この素晴らしい湯船を独泉できました!



1泊目は仕事後に旅館に向かったため、チェックインが遅くなり、温泉の後はすぐ夕食の時間になりました。



シャンデリアも輝く広い食堂で、会席料理と飲み放題の夕食です。



この日は平日だったため、滞在客も多くなくて、私の他には7~8組のお客さんのみ。
1人旅は私ともう1人のご婦人でした。


飲み放題の飲み物は、ビール・ワイン・日本酒などのアルコールの他、ソフトドリンクやお茶、コーヒー類等いろいろ。会場の端に、ドリンクコーナーがあって、好きな物を自由に取りに行きます。


「ウホ!飲み放題!」と浮かれる程飲むわけではないですが、せっかくなのでチューハイ類など少し・・




前菜から始まって、


お造りは、鱒のジュレ掛けと、群馬名物刺身こんにゃく。



蓋物には、嬬恋キャベツのクリーム饅頭



上州麦豚のちり鍋

これ、美味しかった!
肉質が普通の豚と全然違っていました。



焼き物は、鮎の一夜干しを自分で炙って食べます



ちょっと洋風のメニューも・・・
赤城鶏のビシソワーズ仕立


最後のごはんは、最初に火をつけておいた釜めしが良い具合に炊き上がり・・



きのこ釜めしです。


デザートまでたどり着けず^^;
お酒も飲んでますしね~。


お値段の割に(1泊12500円)きちんとした食事で、驚きました。
地産地消にこだわっているのでしょう。地元産の食材の割合がとても多く、この辺りも好印象。


そして、何よりも従業員の方々のサービスがとても良かった。


この旅館、働いている人のほとんどが若いアジア系外国人なのですが、敬語も接客態度も素晴らしくてねえ・・。
特に、敬語の使い方がとてもきれいで、きちんとした教育と勉強をされたのだなー・・・というのが伝わってきました。


部屋に帰ると、ふかふかのお布団が敷いてありました。


自宅には和室が無い為(正確に言うと、あるけど猫部屋になっていて使えない)、今回はあえて和室を選びました。思う存分、畳でゴロゴロしたかったのです!


食事の後は、温泉に通ったり、本を読んだり、映画を観たり(WiFiもサクサク問題なし)


最高に楽しい時間を過ごしました。


長くなったので、続きはまた・・

紫陽花の季節

6月も半ばを過ぎ、関東でもようやく梅雨入りの気配ですね。


この時期の楽しみは、庭に咲く紫陽花の花です。
今年もたくさんのつぼみがつきました^^


間違って花のつく枝を切ってしまわないように・・


昨年から、いっさい剪定をせずに、のびのび育てた甲斐がありました。



まだ3分咲きくらいですが、これから数日で満開になると思います。



小さな花を切って、仕事場にも飾りました。




紫陽花は、動物にとって「毒」なので、猫のいる居住エリアには置きません。


最近はよく知られるようになった「紫陽花=毒」、まだまだ知らない人もいるかも?
たまにSNSなどで、犬・猫の近くで紫陽花やユリの花などを活けているのを見ると、ハラハラします。




梅雨時は、気圧も低くなるし、自律神経も乱れがちになります。


イライラする事が多かったのが、よほど夫の気に障ったのか・・・


先日、このようなものを渡されました⤵



イライラに効く、って、どこかから情報を仕入れてきたらしい。


「頼むからこれ飲んでくれ」と言われました。
そんなにひどかった・・?^^;



更年期が原因じゃないんだよね・・・
季節性の自律神経乱れにも、効くのかなーこれ。

河口湖 THE KUKUNA 友人と1泊旅②

5月半ばに行った、友人との河口湖温泉1泊旅。
2日目も、曇り空スタートです。


朝食会場から眺める富士山も、このような感じで・・・


どこに富士山があるのか、よくわかりません。



KUKUNAの朝食は、ブッフェ形式。


並んでいる料理の種類が、これまで泊まったホテルの中でも、かなり豊富です。



ご飯派/パン派、どちらもあるのはもちろんのこと、


サンドイッチやオムライス(チキンライスの上に、ライブキッチンでオムレツを作ってもらう)、フレンチトーストやほうとうなどもあり、選ぶのに迷います。



しかし・・・私が選ぶものは、このように渋い感じ。



フレンチトーストやオムライスも、気持ちは食べたいのですが、身体が付いていきません。
若い時は、和洋両方にフレンチトーストくらい、余裕だったのですがね~・・・。


デザートはフルーツとコーヒー。


チェックアウトが11時なので、朝食後に温泉に入って、ゆっくりくつろいでからの出発です。


ホテルを出て、友人とそれぞれの車で、富士大石ハナテラスに行ってみました。


雑貨屋さんやカフェなど、かわいらしいお店が集まった施設と、富士山が眺められる公園が隣接している施設です。


そして・・・めちゃくちゃインバウンドの観光客で賑わっていました!


富士山を眺めに来た観光客を眺める・・・という図式。
河口湖が、観光地としてこんなに人気あるとは、知りませんでした。



みんな、富士山が雲の隙間から顔を出すのを、ひたすら待っています。



関東に住む私などは「また来れば良いか~」と思いますが、


海外からの旅行客だと、今、この瞬間に富士山が見たいですよね。




お昼を過ぎたころ、ようやく晴れ間が出て、富士山も顔を出してくれました。



ランチは、道の駅kawaguchiko base という、新しくできた道の駅⤵で。


道の駅とは思えないほど、施設はきれいで充実しています。


ショップもありますが、奥の方のカフェレストランがとても良かった!


広いテラスがあって、ここでお昼を食べました。



友人とは、ランチ後、この道の駅で解散。
来年もまたKUKUNAに来て、今度こそ温泉から「富士山ドーン」を見よう!・・・と約束しました。



その後は、せっかく河口湖まで来たので


北口本宮冨士浅間神社




すぐ隣にある新屋山神社




にお参りして帰りました。



北口本宮冨士浅間神社は、大きな杉の木々に囲まれた、厳かな雰囲気の神社です。
歴史ある佇まいに、観光地なのに人が比較的少ないのも、良い雰囲気。



そして、新屋山神社は、知る人ぞ知る「金運神社」
商売をやっている身としては、素通りできませんね!




河口湖1泊2日旅。


限られた時間で、めいっぱい食べて・喋って・楽しんできました。



山梨旅も良いですね!


普段、私は群馬県の方が近くて行きやすいと思っていましたが、車で走ってみると、水上温泉や軽井沢に行くのとさほど変わりません。


何より、富士山がどーん!と見える、というのがとても良い^^


日帰りでも気楽に行けそうです。

河口湖 THE KUKUNA 友人と1泊旅①

5月半ばの平日に、友人と河口湖1泊旅してきました。



長野県に住む友人とは、年に1度、お互いの住まいの中間地点で1泊温泉旅をしています。


住む場所が遠いので、行きも帰りも別々の、現地集合・現地解散。
お互いがドライブがてら行ける長野・山梨辺りで宿を決める事が多いです。



昨年は軽井沢でしたが・・(↓去年の旅)




今年は、2人とも【富士山ドーン!】が見たいねえ・・、と、河口湖の温泉宿に。


以前から名前だけは知っていたTHE KUKUNAは、河口湖と富士山が一望できる絶景ホテルです。




自宅から河口湖まで、渋滞なしの1時間半程・・思ったよりも早く着きました。
熱海や箱根に行くよりも近い。



待ち合わせは、ランチを予約したイタリアンの人気店イルバッコビス。





駐車場で待ち合わせて、さっそく入店。
人気店なのか、開店とほぼ同時に、駐車場は満車となりました。



我々は、ランチセットの【前菜・ピザ・パスタ・ドリンク2200円】を注文。


前菜


ピザはマルゲリータ。パスタは「スモークサーモンとほうれん草」



カジュアルな雰囲気で、パスタもピザも美味しかった!



ランチの後は、少し早いのですが、ホテルに向かいました。


河口湖畔にあるゴージャスな温泉宿 THE KUKUNA↓



チェックインにはまだ早い、14:30頃着いてしまいましたが、快く手続きしてもらえました。


ロビーにはすでにお客さんがちらほらと・・



ほとんどがインバウンド客のようです。
このホテル、全ての部屋から富士山が見えるため、訪日外国人にも人気があるのだと思います。




純和風旅館と違い、ホテル仕様の温泉宿で、お部屋も「洋」の雰囲気が強いです。


宿泊料金は、2万代~5万代(1泊2食)で、これはお部屋のランクで決まる価格なのでしょう。高いお部屋になると露天付客室もあるようです。


我々は一番リーズナブルなスーペリア座室に泊まりましたが、河口湖&富士山側にバルコニーがついていて、部屋の広さも十分でした。




残念ながら、旅行中は常に曇りと小雨の天気で、富士山が全く見えず・・

でも「ロケーションが最高の宿」だという事は、よく分かりました^^



ここは、大浴場と露天風呂からも富士山が見えるのですが、こちらもまたお天気が悪くて、全く見えず。


↓ホテルのHPより(本当だったらこんな景色が・・!)



とにかく、ホテル内のあらゆる場所に「富士山を眺めながら楽しむスポット」が用意されていて、天気が良ければ、めちゃくちゃテンションの上がるホテルだったのだろうな・・。


曇り空でも、湖畔の風が気持ち良くて、チェックイン後はほとんどバルコニーでおしゃべりしておりました。



夕食は、基本的には「洋」です。


↓レストランの写真(ホテルHPより)



基本のコース3品と、他はブッフェから取ってくる・・という、珍しいスタイルでした。


コースは、前菜・スープ・メインになります。


↓手前がブッフェで取ってきた前菜/奥がコースに含まれる前菜


コースの「にんじんポタージュ」


コースメインの「ロブスターと白身魚」


デザートとコーヒーはブッフェで。


他、ごはんやパン、副菜やデザート、お茶類などは、自由に取ってくるスタイル。


そして「ハーフブッフェ」とうたいながらも、その種類は多く、和風の料理も充実していたので、年配のお客様にも好まれるのでは・・?と思いました。


飲み物はオーダー式で、ブッフェの中には入っていないので、ドリンクのみ別料金になります。アルコールの種類も結構ありましたよ。


気配りや案内などのサービスも良くて、楽しい食事時間でした。





長くなったので、続きはまた。