人生真ん中あたり

長い人生、今がちょうど真ん中あたり。

仕事は結構好き。

仕事が原因で、ストレスを抱えたり病気になったり、自殺を考える人もいる今の日本で、朝起きて「今日は仕事したくない・・」と思う事がほとんどないのは、きっと幸せな事なんだと思います。


私はここ17~18年ほど、ずっと個人事業をやっておりますが、もともと会社員になる才能はなかったように思います。特に若い頃は、組織の中で自分の立ち位置を見つめ、他人と協調する・・という能力が、全くありませんでしたから。


今ならできるか・・と言われると、やっぱり今でも色々な事に「従う」事ができないので、たぶん無理でしょう。会社員になるにも、ある種の才能が必要なんだと思います。


まあ、個人事業主となって、乱高下する収入や見えない将来に対するストレスと、会社員になって納得いかない事でも従わなければならないストレスと、どっちのストレスに自分が耐えられるか・・という違いだけなのかもしれません。


私の仕事ですが、思いっきり短く言うと、物を仕入れて売る商売をやっています。


始めた当初と比べ、今はネット通販というものもあり、お店を開けてじっとお客様を待っている・・という方法以外の選択肢が増えました。時間配分も、始めた当初に比べ、だいぶ自由が効きます。
そのかわり、日々変化するそういった商売の仕方にも、ある程度ついて行かなければならないので、いつかどこかで脱落してしまうのではないかなー・・と、心配はしております。性格的にはIT音痴である自分を鼓舞して、PC前に座っておりますから。


しかし、同じ仕事を長くやってきましたが、本当にこの仕事が好きで、一生やっていきたいな、他の仕事は眼中ないな、と思い始めたのは、実はここ2~3年の話です。それまでは、将来また違うことをしているかもしれない・・などと思っておりました。


もしかしたら、自分という人間は、物事に愛着が生まれるまで、普通よりもだいぶ時間がかかるのかもしれません。


この調子でずっと続けて行けるのならば、7~80代になっても、仕事をしていたい・・と漠然と思っております。もちろん、仕事時間や収入はぐっと減るかもしれませんが、そのくらい、この仕事が好き。そして、個人事業というのは、潰れない限り、誰からも「辞めろ」と言われないので、そういう人生も可能なのです。


でもその頃はもっと高度なIT技術が必要となり、さすがについて行けなくなっているだろうなあ・・・。


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